宇宙科学 & 地球科学 etc メモ



観測日誌 etc  


★ 2017年 6月21日 ・ 南海トラフ ・ M 9 + 超巨大地震 


南海トラフ М9+ 超巨大地震の発生予想震源域の南西側の境界域において、М5前後の地震が、
数多く発生しています。

四国の内陸部も、低周波地震が活発に発生しており、いよいよ最終段階に入ったことが伺えます。


(備考) 地震調査研究推進本部・南海トラフ地震の長期評価

http://www.jishin.go.jp/main/chousa/kaikou_pdf/nankai_2.pdf







★ 2016年 10月10日 ・ 地球惑星科学研究会 


超巨大災害に備え、民官総合の 「 
地球惑星科学研究会 」 を、立ち上げる必要があります。

通常災害、原子力災害、その他複合災害 etc、より正確な被害想定 (シミュレーション)、及び、
長期避難計画の策定が必要です。

○ 地球科学 メモ  

http://www002.upp.so-net.ne.jp/bob-k/zearth.htm




★ 2016年 4月 ・ 南海トラフ連動型巨大地震&津波 (2) 


中央防災会議より、一昨年発表された、南海トラフ・M9 超巨大地震の津波高予想データ等。
日本近海の多くで10〜30M、南太平洋方面にも大津波が届く見込みです。

http://www.bousai.go.jp/jishin/nankai/nankaitrough_info.html

一方、気象庁を初めとする、日本国内の防災関連機関の対応は、未だ不十分です。







★ 2016年 4月 ・ 熊本〜大分、群発型・直下型地震 〜 Mw 7.0


4月14日〜、熊本〜大分県 (中央構造線) に沿って、昭和以降、最大規模の群発型・直下型地震が発生しています。今後、愛媛或いは鹿児島方面に拡大する可能性があります。

断層モデルは、長さ 27.1km 、幅 12.3km、平均変位量 0.0035km、Mw 7.0。 
○ 地球科学メモ 

○ 国土地理院

http://www.gsi.go.jp/chibankansi/chikakukansi_kumamoto20160414.html




★ 2016年 3月 ・ 基準地震動  シミュレーション (4)
 

玄海、原発訴訟において、以下の論点が検証されています。

http://no-genpatsu.main.jp/download/genkokujunbishomen27.pdf




★ 2016年 2月 ・ 基準地震動  シミュレーション (3)


平成 25年3月、「震源を特定せず策定する地震動について」 (原子力規制委員会) の規定では、

国内のどこでも発生する
地震動の最小基準は、Mw 6.5 以上。 

平成以降の内陸型 ・7大地震 (
阪神、新潟中越、新潟中越沖、能登半島、福岡西方沖、鳥取、岩手内陸 )、全てのシミュレーションが必要である。

電力会社及び、原子力規制庁は、2013年 4月 から突然、
5大地震のデータを意図的に削除し、
北海道・留萌地震 Mw 5.7 ( 620 gal /0.02s ) を、基準地震動に据えている。


基準地震動 ・ まとめ 


(正規、22 地震 リスト)  ★  



原子力規制委員会 ・ 2013/03

http://www.nsr.go.jp/data/000050725.pdf




(不正 ・16 地震 リスト)




原子力規制委員会 ・ 2013/04
http://www.nsr.go.jp/data/000050736.pdf




★ 2016年 1月 ・ 基準地震動  シミュレーション (2)


平成 25年3月、「震源を特定せず策定する地震動について」 (原子力規制委員会) の規定では、

国内のどこでも発生する
地震動の最小基準は、Mw 6.5 以上。 

また、原子力規制委員会 ・ 2013/03 の資料で、22地震の応答スペクトルも公開されており、水平地震動の最大は、およそ 
2000ガル 弱 (0.02s) となっている。

原子力規制委員会 ・ 2013/03

http://www.nsr.go.jp/data/000050725.pdf





1995-2013 年、日本国内で発生した、内陸〜境界 の 22地震 (Mw 5.0-6.9) の地震動、応答スペクトル解析において、
北海道・留萌地震 (Mw 5.7) の地震動強度は、ごく平凡なものであり、基準地震動のメイン対象から外れるレベルである。




2007 年・新潟中越地震、2007年・能登半島地震、そして1995・阪神大地震 (兵庫県南部地震) etc においても、従来の基準地震動を大きく超える応答スペクトル、
500 カイン cm・s 前後が記録されている。

川内・玄海原子力発電所の基準地震動 (SS−1、及びSS−2 等) の、約
 4 倍 の数値であり、重大事故の基準である クリフエッジ 比ですら、2倍以上で、極めて危険であることが明確である。

即ち、
1600 ガル ( 0.02s) 基準 は、日本国内全ての地域において適用される。

(備考) 国土交通省

http://www.kenken.go.jp/japanese/contents/topics/20110311/pdf/20110311saigai-005.pdf







★ 2015年 12月 ・ 基準地震動  シミュレーション (1)


原子力発電所の再稼動において、基準地震動の策定基準に、大きな不正があります。

原子力規制委員会 (8〜11p) H 25.03 

http://www.nsr.go.jp/data/000050725.pdf

兵庫県南部地震 (阪神大地震)
新潟県中越地震
新潟県中越沖地震
能登半島地震
福岡県西方沖地震

最大級クラス (Mw 6.6 〜 6.9)  
5大・内陸直下型地震 につき、

平成 25年4月以降、全て除外されたという不正行為が、指摘されています。

(参考)
 基準地震動 ・ まとめ 







★ 2015年 6月 ・ 津波予報業務
 

和歌山県は、南海トラフ巨大地震等に備え、気象庁以外では初めての、津波予報業務事業者 (海洋研究開発機構) の、津波速報システムを使用した、警報業務を開始しました。

全国でも、津波速報システムの導入が期待されます。

http://www.asahi.com/articles/ASH3N0QR1H3MPXLB00T.html




★ 2015年 5月 ・ 日本地球惑星科学連合


5月24日〜5月28日、日本地球惑星科学連合の大会が、千葉・幕張にて開催され、盛況だった模様です。


日本の原子力発電と地球科学 : 地球科学の限界と原発、を テーマにしたセッションもありました。

http://www2.jpgu.org/meeting/2015/session/S-CG56.html




http://www.jpgu.org/




★ 2015年 4月 ・ 宇宙・天文分野への関心 etc は? (2)


全国にあるの宇宙系科学館・天文台等は、利用対象が小学生や文系大人のみで、専門的な情報等を提供出来る施設は、極僅かなのが、現在の日本の現状です。

アストロ・アカデミア (京都)

http://www.kyoto-nijikoubou.com/astro-academia/

駿台・天文講座 (東京)

http://www.sundaigakuen.ac.jp/observatory/




★ 2015年 3月 ・ 宇宙・天文分野への関心 etc は?


2大彗星(アイソン&パンスター) はやぶさ2号機、等の話題も落ち着き、その後について各方面で議論されています。個人の宇宙・天文(星見)愛好家は、中高年層が大半で、若手の個人愛好家層は数少ない状況です。

現在、多くの自治体で、天文台・宇宙科学館・プラネタリウム等の宇宙系施設があり(小さな子供は多い)、また多くの大学にも、宇宙天文系学部が開設されているにも関わらず、そのような状況が続いています。

原因を考察すると、まず中学高校の理数系離れ(ゆとり教育)、そして中学高校で取り扱うこと事態が少なくなったこと(高校地学の授業そのものが無い学校も多い)、モノ作り(技術)の授業時間の減少、また中学高校時代に美しい星空に親しむ機会(林間学校・キャンプ等)が減ったこと etc が考えられます。

望遠鏡メーカーも、小型高性能+低価格機材を充実させ、若い愛好家人口を増やす必要があるでしょう。また、JAXA (ISAS) 、国立天文台 etc も、より魅力的な市民シンポジウム等を増やすべきでしょう。




★ 2015年 2月 ・ デジタルカメラ、世界シェア (2)

日本の工業製品の総シェアが下降している中、デジカメ・デジタルビデオに関しては、上位3社(キャノン、ニコン、ソニー)のみで、売上高・世界シェアの50%超、全体では90%に迫る状況が続いています。

世界シェア1位の秘訣は、撮像素子、シャッター等の精密部品、そしてレンズにあるとされます。優れた硝子素材メーカー(オハラ他)、そしてレンズ研磨メーカー(フジノン他)の存在・・

レンズ設計関連の特許数、熟練のレンズ職人の数・・ 今のところ、世界シェア1位を維持する要素が揃っています。今後も、世界的な値下げ競争に巻き込まれない販売戦略を維持できれば、暫くその優位性は維持出来そうですが・・



http://blog.livedoor.jp/zzcj/archives/51847176.html




★ 2015年 1月 ・ 2020年代〜 宇宙開発のコンセプト


1980代より、宇宙開発における本質的なコンセプトが失われつつありますが、ISS・宇宙ステーション(きぼう)の運用における、費用対効果・時間対効果もまた、極めて悪いものとなっています。

宇宙公共工事 
と揶揄されない、毅然たる指針の発表が待たれます。

JAXA

http://iss.jaxa.jp/kiboexp/news/2020_kibo.html




★ 2014年 12月 ・ はやぶさ 2 、打上げ成功


12月3日、種子島宇宙センターより、H2Aロケットでの打上げに成功しました。

今回のミッションでは、より確実なサンプルリターンの装置が搭載されており、成功が期待されます。

はやぶさ 2 ・ ファンクラブ

http://fanfun.jaxa.jp/countdown/hayabusa2/





★ 2014年 11月 ・ 新・宇宙基本計画


JAXA 宇宙技術の、軍事転用を巡り、議論となっています。
 

はやぶさ 2の打上げを控え、科学・商業・防衛軍事、3組織に分離が望まれます。
 内閣府



★ 2014年 10月 ・ カルデラ 超巨大噴火 の対応は?


御岳の噴火で判明したように、日本政府の火山噴火対策は、未だ進捗が認められません。

川内原子力発電所の火山影響評価のデータが公開されていますが、姶良カルデラの超巨大噴火における、
超巨大火砕流は、半径約 100kmに及びます。 阿蘇カルデラも同様です。 
原発ノート 2







★ 2014年 9月 ・ 地震動 〜 安全基準の定義 etc

10万炉年 / 回 事故リスク (例) 2400 gal / 0.02s

÷ 安全余裕率        (例) 1.5

安全・基準地震動       (例) 1600 gal / 0.02s


地震動・シミュレーション  




★ 2014年 8月 ・ 基準地震動  シミュレーション 

最大地震動は、
Mw 7.0 クラスの直下型大地震で、最大速度、約  400 カイン

周期との対応 (標準モデル 〜 レベル 5 )

0.01 〜 1秒  速度・加速度可変モデル (4 〜400 kine / 2400〜4800 gal)
1秒波〜    速度一定モデル (400 kine)
地質係数等は、標準値。 3軸合計。




★ 2014年 7月 ・ 火山噴火のエネルギー量 (物理的規模)


火山噴火のエネルギーは、その大半がマグマの熱エネルギーとなります ※

マグマの潜熱は、1kgでおよそ、1.0x10^6 J (ジュール)です。(溶岩 1 リットル で、M 1 相当)
1 km^3 で、約 2.0x10^18 J、Mw 9 相当の巨大エネルギーです。(比重 2 )

地震と比較し、火山のエネルギーの最大値は、約 30〜1000倍にも及びます。M11・超巨大カルデラ噴火は、地球全体にも大きな影響を及ぼします。

地球物理学 メモ  




★ 2014年 6月 ・ 京都大学・岡山 3.8m望遠鏡 (続報 2)
  

国立天文台・岡山観測所1.8m近隣に建設予定の3.8m大口径リッチークレチアン系望遠鏡。
完成時期はかなり伸びて、2016年以降とのことです。(総予算、約 6億円)

主鏡は18面分割鏡で、アクチュエーター制御。国内企業(ナノオプトロ二クスetc)との産学連携プロジェクトとなっています。京都 3.8m以降は、TMT(30m望遠鏡)計画へと続く予定です。
 京都大学






★ 2014年 6月 ・ 彗星会議


6月7〜8日、第 44回・彗星会議が、愛媛県松山市にて開催され、盛況だった模様です。

http://wwwb.pikara.ne.jp/ehime-hosizora/44thcomet.htm

アイソン後、初の彗星会議で、多くの講演があった模様です。(備考) 
アイソン彗星消滅の分析 




★ 2014年 5月 ・ 日本地球惑星科学連合


4月28日〜5月2日、日本地球惑星科学連合の大会が、千葉・幕張にて開催され、盛況だった模様です。


2011年より、巨大地震・津波高の即時予測(速報)をテーマにしたセッションもあり、気象庁・気象研究所 etc からも発表がありましたが。具体的な予測プログラムの公開迄は、まだ時間がかかりそうです。





http://www.jpgu.org/




★ 2014年 5月 ・ サイエンス的思考とは? (とある科学サイトより)

1・疑うことから始めること(真理の探究)

2・逆から考えること
3・よりシンプルに考えること
4・定量的分析を明瞭にすること
5・サイエンス愛?




★ 2014年 4月 ・ 科学技術研究の在り方・・
 

近年、科学技術研究の世界において、稀に見る喧騒が生じています。(STAP 細胞、原発、地震火山 etc)
科学技術研究に携わる人全てが、その問題解決を、真剣に考える時が来たのかもしれません。

(備考) 科学研究における不正行為とその防止に関する声明
理研科学者会議

1
.科学の真理を追求するうえで、いつも他を欺くおそれがないよう自らを律する。
2
.他者の不正を決して黙認しない。
3
.指導的立場に立つ研究者は、研究に不正が入り込む余地のないよう日々心を配る。
  また、不正のないことを示すための客観的資料・データ等の管理保存を徹底する。
4
.研究論文の著者は、その論文の正しさを客観的にいつでも誰にでも説明する責任がある。

文部科学省 科学技術・学術政策局政策課
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu12/siryo/attach/1334735.htm




★ 2014年 3月 ・ 姶良カルデラ超巨大噴火
 

川内原子力発電所の火山影響評価のデータが公開されています。姶良カルデラの超巨大噴火における、
超巨大火砕流は、北部九州にも届く? シミュレーションとなっています。

九州全域が、猛烈な衝撃波に呑み込まれ、関西〜関東方面も被害が広がる見込みです。

原子力規制委員会 〜 九州電力

http://www.nsr.go.jp/activity/regulation/tekigousei/data/0095_04.pdf







★ 2014年 3月 ・ 原発・地震動の安全基準 


川内原子力発電所の安全基準 (地震動、火山影響)が公開されています。基準は 620ガル。物理的・統計的に誤った基準であり、関係機関による素早い修正が必要です。

日本地震学会

http://www.zisin.jp/modules/pico/index.php?content_id=2780




★ 2014年 3月 ・ あれから 3年 ・・
 

M 9 ・ 東日本超巨大地震から3年、しかしながら、そのメカニズムの解析、モーメント・マグニチュード速報、
津波速報 etc 、重要な研究は、遅々として進んでいません。

20022005年にかけて、日本付近のM9弱・超巨大地震のパラメーター等が、中央防災会議から公表されたにも関わらず、気象庁の量的津波速報システムは、現在も稼動していません。 
(稼動していれば、約 10,000人の命が救われたと推定されます)

中央防災会議、東北〜北海道 連動型・巨大地震 〜
Mw 8.6  (2005 )
http://www.bousai.go.jp/kaigirep/chuobou/senmon/nihonkaiko_chisimajishin/10/pdf/siryou1.pdf  
中央防災会議、東海〜南海 3連動地震パラメータ  〜 Mw 8.8  (2002 )
http://www.bousai.go.jp/kaigirep/chuobou/senmon/tounankai_nankaijishin/6/pdf/siryou1.pdf

なお、東海〜南海・日向沖、4連動型・超巨大地震
 Mw 9.0 〜 シミュレーションが策定されており、
気象庁の、津波高及び Mw モーメント・マグニチュード の量的速報システムの稼動が、早急に必要です。




http://bousai.tenki.jp/




★ 2014年 2月 ・ 地震マグニチュードの物理的基準
   

日本国内において長い間、気象庁マグニチュードと呼ばれる独自基準が使われてきました。しかしこれは、
物理的スケールに翻訳出来る基準ではなく、あくまで気象庁内部で通用するのみの独自基準です。

311・東日本で、万単位の死者が出た教訓から、物理的スケールに翻訳可能、かつ世界標準の基準である、
モーメント・マグニチュード Mw への統一が議論されています。

○ 巨大地震の規模、及び津波高の即時推定 




★ 2014年 1月 ・ 南海トラフ連動型巨大地震&津波
 

中央防災会議より、一昨年発表された、南海トラフ・M9 超巨大地震の津波高予想データ等。
日本近海の多くで10〜30M、南太平洋方面にも大津波が届く見込みです。

http://www.bousai.go.jp/jishin/nankai/nankaitrough_info.html

一方、気象庁を初めとする、日本国内の防災関連機関の対応は、未だ不十分です。







★ 2013年 12月 ・ 人工衛星のふるさと・九州
 

内之浦、種子島、2箇所の宇宙ロケット発射場を有する九州は、言わば宇宙の古里と呼べるところです。
近年は、小型衛星&小型人工衛星が注目されています。

〜2014年 2月2日(日) 佐賀県立 ・宇宙科学館 
 http://www.yumeginga.jp/






★ 2013年 11月 ・ JAXA 予算問題
 

日本においても、宇宙開発の予算問題に絡み、様々な議論がされています。

日本政府・内閣府の宇宙開発戦略本部より、今年1月に宇宙基本計画(5年) の立案が公表されていますが、国・地方等で1300兆円の負債を抱える現状を踏まえ、費用対効果・産業競争力等を考慮に入れた、より現実的なものとなっています。イプシロンロケット打ち上げ成功により、付加価値の高い計画が優先されます。

低軌道〜高度 300km (東京〜名古屋間に相当)を周回する、 ISS(国際宇宙ステーション)については、
費用対効果が低く、科学的・工学的・そして教育的価値にも疑問符が付けられており、2016年以降の運用延長には、より厳しい制約が付きます。

(備考) 内閣府・宇宙政策  
http://www8.cao.go.jp/space/index.html






★ 2013年 10月 ・ 米国 NASA 閉鎖問題
 

米国の予算問題に絡み、NASA は、10月1日から公式サイトを閉鎖、業務の約 90%が停止しました。
(17日頃に回復)

失業対策の宇宙公共工事的性格を持っていた NASA、費用対効果が疑問視される日本のJAXA (旧NASDA)、今後の事業継続の正当性を巡り、様々な議論が期待されます。 (参考)
 http://www.sorae.jp/

有人宇宙開発の終  




★ 2013年
9月 ・ イプシロン・ロケット 打上げ成功 

固体燃料 ・イプシロンロケット試験機の打ち上げが、2013年 914日(土) 鹿児島、内之浦宇宙空間観測所からの打ち上げに成功しました。約 10年ぶりの固体燃料ロケットでのミッションとなります。

惑星分光観測衛星(SPRINT-A)を搭載し、活躍が期待されます。
http://www.jaxa.jp/projects/rockets/epsilon/index_j.html




★ 2013年 7月 ・ レンズ光学を学べる大学
 

売上高・世界シェアが、50%を超える日本の工業製品(部品除く)は唯一、デジタルカメラ・ビデオのみです。
上位 3社(キャノン、ニコン、ソニー)のみで、世界シェア 50% を超えています。

レンズ設計関連の特許数、熟練のレンズ職人の数・・ 今のところ、世界シェア1位を維持する要素が揃っていますが、レンズ光学・設計を学べる機関は、現在極端に減少しています。

電気回路、制御ソフト、機械 etc の設計を学べる大学等は、国内で数 100 (高専含む)に上りますが、
レンズ設計を学べる大学等は、現在数ヶ所に留まり、若い人材の育成が遅れている状況です。

設計・数学物理学メモ etc 




★ 2013年 6月 ・ 宇宙を学べる大学 ・西日本編
 

6月23日(日) 佐賀県立 ・宇宙科学館

http://www.yumeginga.jp/t_event/130623.php

参加者は、高校生を中心に、200人以上に達し、盛況でした。

宇宙物理学(天文学)、宇宙工学の2セクションに区分、西日本の多くの国立大学から説明がありました。
展示物も、ポスターから有翼ロケット・人工衛星まで様々にありました。




○ 宇宙を学べる大学・九州編




★ 2013年 5月 ・ イプシロン・ロケット発射
 

個体燃料 ・イプシロンロケット試験機の打ち上げ予定日が、2013822日(木)に決まりました。
惑星分光観測衛星(
SPRINT-A)を搭載し、鹿児島、内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられます。

約 10年ぶりの固体燃料ロケットでのミッション、活躍が期待されます。




http://www.jaxa.jp/projects/rockets/epsilon/index_j.html




★ 2013年 4月 ・ 有人宇宙開発の意義とは・・?


低軌道〜高度 300km (東京〜名古屋間に相当)を周回する、 ISS(国際宇宙ステーション)。日本負担の費用が
1兆円 強。費用対効果が低く、科学的・工学的・そして教育的価値にも疑問符が付けられています。

日本が目指すべき宇宙開発は、1980 年代後半〜 のISAS。中型ロケットを使用した無人月惑星探査、大気圏再突入用カプセル etc の、科学・工学実証衛星であり。それは、高い教育的価値にも繋がっています。

有人宇宙開発の終  




★ 2013年 3月 ・  巨大地震の規模、及び津波高の即時推定
 

海溝型 ・巨大地震の物理的規模 (モーメント・マグニチュード Mw)、及び津波高の速算 (推定) において、
現在の気象庁の計算システムでは、地震発生後 15分程度とやや時間を必要とする為に、
3〜5分 以内に計算が完了する定量・速算 (速報)モデルが必要です。

4種類の速算方法、即ち

1・強震域(100gal〜.s波)の分布から、Mw、津波高を速算。
2・長周期(〜100s)の強震域の分布から、Mw、津波高を速算。
3・有感地震(6gal〜.s波)の継続時間から、Mw、津波高を速算。
4・GPSの地殻変動速報データから、Mw、津波高を速算。

それぞれのデータ分析が必要です。

○ 巨大地震の規模、及び津波高の即時推定 




★ 2013年 2月 ・ ロシア小惑星衝突 


2月15日、ロシア・ウラル地方に、地球近傍小惑星が衝突しました。直径 約 15m、相対速度 約 18km/s 
前後と推定されています。衝突エネルギーのシミュレーションをすると・・ (比重 3 球形で計算)

0.5x(1.33
πx7.5x7.5x7.5x3x1000)x(18000x18000) ≒ 8x10^14 J  
広島級原爆 ( 6x1013J ) の約 10倍強 




http://www.sorae.jp/031030/4785.html




★ 2013年 1月 ・ 311以降の巨大地殻変動
 

東日本巨大地震から、2年弱。南関東〜九州、北海道は、北西方向への地殻変動が継続しています。東北は余効すべりで東方向です。境界部 (房総半島沖 etc) には、巨大なエネルギーが掛かっている状態で、
次の巨大地震に備え、厳重な注視が必要です。



国土地理院 (国土交通省)  
http://mekira.gsi.go.jp/project/f3/ja/index.html




★ 2012年 12月 ・ イプシロン・ロケット発射
 

いよいよ半年余り?で、日本の誇る固体ロケット・イプシロンの発射の予定です。ただ、諸問題からプロジェクト進行は減速気味です。個体ロケット技術継承の観点からも、速やかな進行を期待します。

http://www.jaxa.jp/projects/rockets/epsilon/index_j.html




★ 2012年 11月 ・ 糸川博士 ・ 生誕100周年
 

2012年は、日本ロケットの父、糸川博士の生誕100周年です。ロケット発射施設 etc のある、内之浦町
(現・肝属町)で先日、記念式典等が執り行なわれた様子です。

固体ロケットの最新型・イプシロンロケットは、いよいよ来年 2013年に初飛行の予定です。

鹿児島県・肝属町 公式サイト

http://kimotsuki-town.jp/5239.htm

M3sUロケット (ISAS 相模原)






★ 2012年 11月 ・ 地球近傍小惑星の監視機関


危険度の極めて高い、直径・30mクラス以上※の地球近傍小惑星の内、現在までに発見、軌道が確定しているものは、地球近傍小惑星全体の僅か1 パーセント程度とされます。(総数、約 100万個前後)

米国では、多くの国家予算を投入して、大規模な捜索等を行っていますが、残念ながら日本においては、NPO法人で小規模な活動をしているのみです。

美星スペースガードセンター

http://www.spaceguard.or.jp/BSGC/

(※ 備考) 直径・30m 小惑星衝突エネルギー・シミュレーション

比重 3.0、秒速 30km/s、球形

衝突エネルギー 0.5mv^2 
J
≒ 0.5x(1.33
πx15x15x15x3x1000)x(30000x30000) ≒ 2x10^16 J  
広島級原爆 ( 6x1013J ) の約 300 倍




★  2012年 10月 ・ 巨大地震の規模、及び津波高の即時推定  

海溝型 ・巨大地震の物理的規模 (モーメント・マグニチュード Mw)、及び津波高の速算において、現在の
気象庁の計算システムでは、地震発生後 15分程度と時間を必要とする為に、計算時間 
3分 程度以内の
速報モデルが必要です。(東海〜南海 3連動巨大地震の津波到達最短時間は、10分以内と推測)

海溝型・巨大地震の物理的特性を分析すると、概ね震度 5強以上 (100ガル・1秒周期)の強震度分布長と、
モーメント・マグニチュード Mw との関係式において、良好な精度の相関が認められます。

スロー地震 の場合は、長周期 (〜100秒) 強震度分布データが必要です。(計算時間、 5分 程度以内)
有感地震継続時間 T (秒)も、巨大スロー地震判定に必要です。



○ 巨大地震の規模、及び津波高の即時推定 



★  2012年 10月 ・ 日本地震学会 (秋季大会) 

日本地震学会・秋季大会の開催に先立ち、そのプログラムが公開されています。

http://www.zisin.or.jp/meeting/2012/ssj_program2012.pdf

残念ながら、巨大地震の規模 (モーメント・マグニチュード) 及び津波高の速報 (速算)、総合防災システム etc のテーマでの、新しい講演・論文等は、ほとんど見あたらない様子です。 
日本地震学会

具体的な予測プログラムの公開迄は、まだ時間がかかりそうです。



★ 2012年 9月1日 ・ 防災の日
 

東日本巨大地震から、約 1年半。内閣府・防災部門等で、南海トラフのM9・超巨大地震のシミュレーションもある程度固まりましたが、地震発生後の津波高、モーメントマグチュード 等の速報データ提供が不可欠な、
気象庁 (国土交通省)のシステム改善の進捗は遅く、年度末 (2013年3月)待ちの様子です。 

一方、大学・防災研究所等での調査研究も、順調とはいかない様子です。

東海〜南海・日向沖、4連動型 超巨大地震 (内閣府・防災部門) Mw 9.1 〜 被害想定 (死者 32万人)

http://www.bousai.go.jp/jishin/nankai/nankaitrough_info.html






★ 2012年 9月 ・ 小型衛星ミッション
 etc

ISS (国際宇宙ステーション) きぼう、小型衛星放出ミッションに関し、JAXAよりアナウンスされました。

http://iss.jaxa.jp/kibo/about/jssod/

今回は、東北大学+和歌山大学、福岡工業大学の超小型衛星選定されました。サイズは、福岡工業大学が約10センチ四方と、かなりコンパクトです。放出は10月5日。 
http://www.fit.ac.jp/kenkyu/fitsat1/index

9月19日には、JAXAのシンポジウムが、福岡で開催されています。
 
https://www.science-event.jp/jaxasympo2012/fukuoka/




★ 2012年 8月 ・ 巨大太陽フレアの研究
 

活動期のピークが近付いた太陽、最近はXクラスの大型フレアも頻繁に見られます。

最近の研究では、1859年、米国等で送電線等に大きな被害を及ぼした巨大フレア(キャリントンフレア)の再来も予想され、一部の研究機関では、太陽の更なるスーパーフレアの研究も進められています。巨大太陽フレアは、重大な原発事故にも繋がる、極めて危険な事象です。

日本国内においては、京都大学等で太陽スーパーフレアの研究が進んでいますが、他の大学・国立天文台等での研究は、まだ遅れている印象です。 
日本地球惑星科学連合




太陽スーパーフレアの文献 (京都大学)

http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2012/120517_1.htm

X 10000 クラスの超巨大フレアの発生頻度は、約 5000年/回
X 100   クラスの巨大フレアの発生頻度は、   約 50年/回




★ 2012年 7月 ・ 北部九州豪雨 
 

2012年・梅雨時期の短時間豪雨は、北部九州各地で発生しました。上空の高湿度の大気が収束して、下のレーダーアメダス図 (気象庁) のような
「にんじん雲」が幾つも発生し、福岡県南部・熊本県北部を中心に、記録的な雨量となりました。3時間雨量は、多い所で 200mmを超えました。

現在の気象庁の技術では、豪雨の正確な予報は困難ですが、将来的には精度が高まり、より防災に役立つことを期待したいものです。







★ 2012年 7月 ・ 小型衛星ミッション


JAXA H2Aロケットで打ち上げられた、九州工業大学の技術実証衛星「鳳龍2号」、宇宙空間で、300Vの発電に成功しています。鳳龍2号のサイズは約40センチ四方、質量 6kg強と、かなりコンパクトです。

九州工業大学

http://www.kyutech.ac.jp/information/satellite/
http://cent.ele.kyutech.ac.jp/




★ 2012年 6月 ・ 京都大学・岡山 3.8m望遠鏡 (続報1)  

国立天文台・岡山観測所1.8m近隣に建設予定の3.8m大口径リッチークレチアン系望遠鏡、
完成時期はやや伸びて、2014年冬とのことです。

主鏡は18面分割鏡で、アクチュエーター制御。国内企業(ナノオプトロ二クスetc)との産学連携プロジェクトとなっています。京都 3.8m以降は、TMT(30m望遠鏡)計画へと続く予定です。
 京都大学






★ 2012年 5月 ・ GPS による歪データ 


東日本巨大地震前後における、プレート周辺部の歪(アスペリティ)のデータが、幾つかの研究機関から公表されています。どれも、概要は従来のデータと大差ありません。宮城沖の歪エネルギーも再度増加すると共に、釧路・根室沖、相模湾、東海〜南海 も同様に増加しています。

但し、歪みベクトルの量は増加、方向は逆転した箇所も多く、早急な研究が望まれます。

国土地理院 (国土交通省)

http://www.gsi.go.jp/cais/chikakuhendo40012.html




★ 2012年 4月 ・ 津波警報の改善について


311・東日本超巨大地震で、システム不機能が明らかになった、津波警報、モーメント・マグニチュード速報 etcを是正するべく、気象庁は、津波警報の改善に向けた勉強会を開催、各種資料を公開しています。


本文において、地震規模推定の大幅な誤謬に対する、システム改善の詳細等は特に触れられておらず、
2013年3月期を目処に、新しい津波警報等の運用開始、の予定のみ公示されています。

南海トラフ ・ M9 超巨大地震の場合、津波は10分以内に到着する海岸線が多い為に、地震発生後、3分程度で津波警報の詳細を予測するシステムが必要です。

津波 速報モデル (予測システム) 




http://bousai.tenki.jp/



★ 2012年 3月 ・ あれから 1年 ・・
 

M 9 ・ 東日本超巨大地震から1年、しかしながら、そのメカニズムの解析、モーメント・マグニチュード速報、
津波速報 etc 、重要な研究は、遅々として進んでいない感です。

今までの地震関連研究予算は、東海地震の予知研究等に重点が置かれ、東大系の研究機関に偏重していました。2012年度は、その他の国立大学等の地震関連研究機関にも予算が配分される見込みで、ようやく、
日本国民の利益に叶う重要な研究が進みそうです。

なお、東海〜南海・日向沖、4連動型 超巨大地震
 Mw 9.0 〜
シミュレーションが策定されており、気象庁の、津波高及び Mw モーメント・マグニチュード 速報システム
の稼動が、早急に必要です。(津波最大高・34M の予測)




★ 2012年 2月 ・ モーメント マグニチュード 速報モデル (2)  (震度分布モデル)


地震の規模・エネルギー (モーメント・マグニチュード Mw ) が大きい地震は、断層の長さ (≒震源域長 )
が増加、それに応じて強震域(震度分布) がより広範囲に拡大します。

モーメント・マグニチュード etc  

(震度 5強〜 分布図) 





★ 2012年 1月  津波 速報モデル (予報システム) 


津波の波高等の計算において、特に モーメント・マグニチュード Mw 8.5 を超える、超巨大地震の場合は、
現在 (2012.01) の気象庁のシステムでは、かなりの時間を必要とするために、
3分 程度で計算が完了する、
速報(速算)モデル〜予報システム、が必要となります。 

予報システムの計算手順は、以下のようになります。

● 平均津波高 ≒ 基準平均波高 x 縦モーメント率 x 拡散率 x 水深効果率

津波 速報モデル (予測システム)  




★ 2011年 12月  望遠鏡レンズは、宇宙の縮図? 


望遠鏡のレンズは、通常球面で構成されます。(純ニュートン反射主鏡は放物面)。また宇宙において天体等は、ある程度の重力があれば力学的に球体となります。即ち、レンズは星や宇宙空間と同一面を持ちます。

レンズ設計は、球面の断面 ≒ 円形 を、微分することにより進められます。即ち三角関数も不可欠です。
天体等の軌道計算も、膨大な量の三角関数の計算式を解くことになります。 
光学設計 etc

天文・宇宙開発関連の趣味人口は、国内で約 10万人と言われていますが、観測・写真撮影の為に不可欠な、
望遠鏡&望遠レンズの設計&研磨を、一通り自作出来る人は、現役世代では数人程と寂しい限りです。
モノ創りに興味を持つ若い学生等が増えることが期待されます。

マゼンタコートを施したレンズは、美しい青紫の反射光で、宇宙の色を写すようです・・




(自作・新型 アクロマートレンズ)




★ 2011年 12月 ・ 宇宙天文教育は如何にあるべきか?


昨年、2010年から、はやぶさブームが継続していますが(映画も好評?とのこと)、個人の宇宙・天文(星見)
愛好家グループは、中高年層が大半で、若手の個人愛好家層は数少ない状況です。

現在、多くの自治体で、天文台・宇宙科学館・プラネタリウム等の宇宙系施設があり(小さな子供は多い)、また多くの大学にも、宇宙天文系学部が開設されているにも関わらず、そのような状況が続いています。

原因を考察すると、まず中学高校の理数系離れ(ゆとり教育)、そして中学高校で取り扱うこと事態が少なくなったこと(高校地学の授業そのものが無い学校も多い)、モノ作り(技術)の授業時間の減少、また中学高校時代に美しい星空に親しむ機会(林間学校・キャンプ等)が減ったこと etc が考えられます。

理数系教育等については文部科学省の管轄ですが、宇宙・天文系愛好家グループや宇宙科学館、そして個人レベルでも、積極的に、ナマの美しい星を見せる機会を、少しでも増やすのが近道のようです。




★ 2011年 11月 ・ フィリピン海プレートを取り巻く世界


日本付近は、北米・ユーラシア・太平洋・フィリピン海 の、4つのプレートに囲まれており、それぞれのプレート境界線で、過去幾度も巨大地震が発生しました。

北西太平洋を中心に見ると、フィリピン海プレートを中心に、北米・太平洋・オーストラリア・ユーラシアの各
巨大プレートが取り巻くような位置関係にあります。即ち、フィリピン海プレートの大きな変動は、周辺プレートにも影響を与えます。 
フィリピン海プレート周辺の地震・火山活動 







★ 2011年 8月 ・ モーメント マグニチュード 速報モデル (1)


地震の物理的規模(モーメントマグニチュード Mw)の計算において、現在の気象庁(2011.08)のシステム
では、かなりの時間を必要とするために、素早い対応の為には、速報(速算)モデルが必要となります。

断層の長さ(≒震源域長)は、地震規模の3乗根、^0.334 に近似して増加。即ち、モーメントマグニチュード Mw が 2 (地震規模 1000倍)増加すると、断層長は約 10倍。 Mw 7.0 地震の断層長は、約 55kmです。
よって、震源の浅い、大地震のモーメントマグニチュード Mw と、断層長( ≒震源域長 ≒震度6 エリア長)
との関係式は、
Mw = 2.0logL+3.5 に近似します。

M9 クラスの超巨大地震についても、Mw の数値が頭打ちすることも無く、適正な数値となります。

モーメント・マグニチュード etc




★ 2011年 7月 ・ JAXA タウンミーティング 福岡

地方で、月1回前後のペースで開催されている、JAXA タウンミーティング。

今回は、福岡市で開催され、小惑星探査衛星・はやぶさ成功の余韻の中、かなり盛況だった様子です。
http://www.jaxa.jp/townmeeting/63/opinion.html




★ 2011年 7月 ・ TMT〜30m望遠鏡

国立天文台が、ハワイすばる望遠鏡近隣に建設予定の口径30m大口径望遠鏡。こちらの計画も、京都大学
の口径 3.8m望遠鏡の進捗に併せて進んでいます。

口径、30メーター相当の分解能を実現する為に、補償光学
(AO〜Adaptive Optics) 即ち、大気の擾乱(悪気流)により肥大した星像(エアリーディスク)を、瞬時に復元させて解像力を維持する技術が不可欠です。すばる望遠鏡で、10年以上試験が行われていますが、安定稼動はやや困難な様子です。

補償光学無しの場合、最小分解能は、約 0.2秒です。 (可視光線 550nm で、口径 60cm相当)

国立天文台・TMT計画 






★ 2011年 6月 ・ 京都大学・岡山 3.8m望遠鏡

国立天文台・岡山観測所1.8m近隣に建設予定の3.8m大口径リッチークレチアン系望遠鏡、2011年度中のファーストライトを目標に進行しています。

主鏡は18面分割鏡で、アクチュエーター制御。国内企業(ナノオプトロ二クス)との産学連携プロジェクトとなっています。星像(エアリーディスク)の設計値は、直径 0.5秒(ストレールレシオ、80%)。果たして設計値通りに
システムが稼動するのか?完成後の実測値が期待されます。

京都 3.8m以降は、TMT(30m望遠鏡)計画へと続く予定です。
 京都大学、3.8m望遠鏡 




★ 2011年 5月 ・ 公共天文台の運用システム考察(1)

日本の公共天文台、若しくは学校等の天文台は、年々大型化しており、屈折で20cm、反射で50cm以上の
大口径も珍しくありません。しかしその大口径が災いして、安定した星像は滅多に得られず、実質 10〜15cmクラスと同程度の分解能です。

国立天文台・岡山 (口径 188cm) の場合、気流の安定した夜での、ξUMa のシーイング測定値は0.8秒角。即ち星像(エアリーディスク直径) は、1.6秒角程度となります。150mm対物と同等サイズの星像となっており、口径 188cm のエアリーディスク直径の理論値は、0.13秒前後ですので、理論性能の12倍ほど星像が肥大していることになります。 (参考)
 岡山天体物理観測所


以上の基礎条件を鑑みると、気流等の影響が少ない設置環境、機材 etc として

・熱の溜まりやすいドームではなく、より外気に馴染むスライディングルーフが良好。
・望遠鏡の口径は、120〜130mm前後のアポクロマート屈折。

・・等が考えられます。
 

望遠鏡・最良システムの考察







★ 2011年 2月 ・ 超小型衛星


東京大学&東京工業大学による、開発費用 300万円、10センチ角の超小型衛星プロジェクトが、既に稼動期間・8年超となっています。

超小型衛星は、画像データも取得出来、更に通信施設等も小規模なもので稼動しています。JAXAの衛星運用もこれに倣い、将来の低コスト・高性能の宇宙開発に繋がるのか?今後も注目です。

CubeSat (東京大学) 
大学サイト    (東京工業大学) 大学サイト




★ 2011年 1月 ・ JAXA、大小プロジェクトいろいろ


平成23年度 
予算案 を見ると、年間・2000億円弱の予算の内、旧NASDA(三菱関連)の絡む巨大プロジェクトが、その大部分を占めているのが判別します。有人宇宙船の開発を断念した米国に代わりに、輸送システムを肩代わりしたような?格好です。(国際宇宙ステーションの日本負担総費用は、約 1兆円に達します)

はやぶさ後継機の予算30億円は、JAXA総予算の僅か1%強、固体ロケット・イプシロンも同程度に過ぎず、
国民のコンセンサスとの温度差が指摘されています。また、超小型衛星の研究費、3億円・・ これが将来の低コスト・高性能の宇宙開発に繋がるのか?注目です。







★ 2010年 12月 ・ はやぶさ2の進捗状況。


いよいよ、はやぶさ2計画が具体的になってきました。

文部科学省の公式サイトに、はやぶさ後継機の平成23年度予算が30億円と明確に記載されました。
予算案
固体ロケット・イプシロンに38億円、超小型衛星にも3億円の予算が付いています。

はやぶさ2の筐体は、はやぶさ1とほぼ同様で。カメラ等は、近赤外→中間赤外線になる模様です。
探査の対象は、S→C型のやや大きな小惑星です。




★ 2010年 11月 ・ はやぶさカプセル公開イベント


佐賀武雄の県立宇宙科学館にて、九州初のはやぶさカプセル公開イべントが開催されました。
宇宙科学館

公開は1Fの特別展示室で行われ、土日は一般のお客さんで長い行列を作っていました。公開されたのはモジュール・シールド・電子機器部等で、館内には写真・説明パネル展示もあちこちにありました。オーストラリアでの再突入時の、大サイズ写真が目を惹きました。また1F 正面ロビーの天井には、長大な翼の人力飛行機が展示されています。(熊本・崇城大学)

夜は天候に恵まれ、TOA−130等による天体観望会が開催され、こちらも盛況でした。








小惑星探査衛星はやぶさは、1990年代より計画、2003年5月にM5ロケットで打ち上げられ、世界初のイオンエンジンで航行、2年後の2005年9月に小惑星イトカワに着陸成功。その後さまざまなトラブルに遭いながら7年の歳月をかけて、2010年6月に奇跡の地球帰還も成功しました。

ISAS 相模原・内之浦



★ 2010年 10月 ・ 小型副衛星


JAXAより、H2Aロケットに搭載する小型副衛星に関し、正式にアナウンスされました。 
JAXA 公募の目的は

○ 民間企業、大学等が製作する小型副衛星に対して容易かつ迅速な打上げ・運用機会を提供する仕組みを作り、我が国の宇宙開発利用の裾野を広げるとともに、小型副衛星を利用した人材育成への貢献を目指す。
○ 将来的には、産業界の衛星利用の拡大、ロケット打上げ機会増加への寄与を期待。

となっており、今回は九州工業大学の技術実証衛星「鳳龍2号」が選定されました。サイズは約40センチ四方、質量 6kg強と、かなりコンパクトサイズです。

「鳳龍2号」は、平成23年度に打上げ予定のH2Aロケットに搭載予定ですが、主衛星のGCOM−W1(水循環変動観測衛星)は、重量約2000kg、展開サイズ約17mの巨大なモノとなっています。副衛星SDS−4は、重量約50kg、50センチ四方。宇宙基本法計画3章に記載されている「小型実証衛星プログラム」に基に開発されたものです。
 宇宙基本計画(案)




★ 2010年 10月 ・ おおすみ40周年記念


L−4ロケットで、日本初の人工衛星「おおすみ」を打ち上げた年は1970年、万博の年でした。その40周年記念は今年になります。 
ISAS ニュース 2月に、国立科学博物館にてシンポジウムが開催されています。

1970年前での、ロケット1基のコストはおよそ1億円(現在のレートで約5億円)。軌道打ち上げに成功したロケットの内、重量サイズ&コストは、史上最も小さいと言われています(L−4ロケットと平行して、大型のMロケットの開発も進んでおり、翌1971年には早くもM−4ロケットの軌道打ち上げに成功)

40年後の現在、財政緊縮が叫ばれている中、マイクロ衛星打ち上げ用の低コストロケットとして復活すると、
夢があるのですが・・仮に、L−4ロケットを年1基運用した場合の年間コストは約 10億円。(但し、軌道追尾等のコストは別途かかる)。H2Aロケット1基(約 100億円)の僅か1/10 程度です。

ちなみに、旅客機や戦闘機のお値段は1機、100億円程度です。







★ 2010年 9月11日 ・ H2A+みちびき打ち上げ

星野村より、約 300km離れた種子島のH2A+みちびき打ち上げの撮影です。

雲間から出現時の光度は約マイナス2等。急激に暗くなり、約20秒程で見えなくなりました。その後は写真でも確認出来ません。(写真左下の輝星はフォーマルハウト) またエンジン音も聞こえませんでした。

南九州では、かなりの迫力だった様子です。

JAXA・みちびきサイト




露出30秒 ISO800 ペンタックスK10D 画像処理は特になし。JPEG/AWB




★ 2010年 8〜9月 ・ ISAS/JAXA   鹿児島・内之浦


小惑星探査衛星・はやぶさで沸き立つISAS(宇宙科学研究所)、その打ち上げを行ったのは、1962年より稼動している内之浦宇宙センターです。

内之浦は鹿児島・大隅半島の海沿いにあり、南東方向は太平洋に面しています。敷地内は広く、ロケット管制施設やパラボラアンテナ等は、ロケット発射リフトから離れた高台にあります。宇宙科学資料センターは入り口にあります。ロケット発射リフトの傍に、M−3、L−4ロケットの現物(模型?)があります。L−4は、1970年に日本初の人工衛星「おおすみ」を打ち上げた記念すべきロケットで、直径0.7m、全長16m、重量9トン、低軌道ペイロード20kgです。(下の写真、8センチ望遠鏡と比較すると、意外に小さい感じがします。)




L4 ロケット 
(手前に、ベビーロケットと同じ直径8cm望遠鏡)


・・がしかし、夏期の週末というのに人はまばら・・。相模原キャンパスの人だかりと比較すると、かなり寂しい印象なのは否めません。そもそもMロケットの打ち上げは、ここ5年ほど休止しているので仕方ないのでしょうが・・・早く新型固体ロケットの打ち上げが決まれば、きっと賑やかになることでしょう。 
イプシロン・ロケット




★ 2010年 8月 ・ ISAS/JAXA  相模原キャンパス他


小惑星探査衛星・はやぶさで沸き立つISAS(宇宙科学研究所)。
ISAS 相模原・内之浦





観測日誌 etc  



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