新型アクロマート
・ 対物レンズ
入門&ベテラン用望遠鏡 の共用を考察(1) 一般的に入門機として、アクロマートレンズの屈折望遠鏡を挙げる方が多い様子ですが、これをベテランも使える(一生モノ)機材に出来ないか?、設計コンセプトを少々考察・・ ベテラン観測者が(眼視用に)使える為に必要な要素として、まずはシャープネスと光量。シャープネスに関しては、ストレールレシオ80%、又はそれに近い数値というのが基準になるでしょう。光量に関しては、月惑星・重星用に100倍が余裕で使え、星雲星団・彗星用に10等級のものが捉えられる明るさが必要でしょう(メシエ天体の多くが9−10等級)。 また重厚長大な鏡筒は、より大きな架台を必要とし、稼動率にも影響します。一部のマニア的使用者を除けば使い辛いものです。稼動率の高い望遠鏡のスペックを考える時、狭いスペースでの取り廻し・機動性能、収納スペース等を考慮すれば、当然に小型軽量機材の方が稼動率が高いものとなります。全長の長い鏡筒は、風の影響も大きく、遠征での使用では使い辛くなりがちです。 また、眼視中心機材にあっても、直焦点写真を撮り難いものは希少現象の写真記録を逃してしまい、やはり稼動率に影響します。直焦点写真等は、後付けレデューサで対応した方が便利です。 以上を鑑みると、80mmF 8クラスの新設計アクロマートが良好です。焦点距離 640mm程度に収まりますので、車での遠征・ベランダ観望での取り廻しも、容易に使えるコンパクトサイズです。 設計データ スポット図 (2枚玉 x0.7 レデューサ 装着) 80mm F 8 ( 640mm) → F 5.6 ( 450mm) ![]() レンズ構成 ![]() 基本データ (80mm F8 /fl 640mm) r1 = 315mm/9mm/BSL7 r2 = -280mm/0.2mm/AIR r3 = -280mm/5mm/TIM2 r4 = -2100mm/635mm/AIR |
入門&ベテラン用望遠鏡 の共用を考察(2) 続く・・ 望遠鏡 etc ・全設計データ |