SQMとは?
スカイクオリティメーターと呼ばれる、1平方秒あたりの星空の明るさを測定するメーターで、タバコの箱位の大きさです。国際光器等で扱っています。 SQM商品サイト
明るさの単位はマグニチュード値で示し、満月空の明るさで約 16等台、理想的な微光害の観測地で約
21等台後半となります。

新型のSQM−L は、センサーの光感知角度が狭いために、より精密な星空の明るさを測定可能です。
測定時間は、旧型よりもやや速くなっています。(最大約 10
秒)
天の川の明るさは、いて座付近で、19等前後とやや明るいので、最大値を測定するときにはそれを避けます。
夏の星空の場合、天の川自体の明るさで空全体が明るくなり、測定値が低下しやすくなります。逆に、天の川が無い春の星空 (冬の深夜)が、極値が出やすくなります。
夜空の暗さの限界
全天の恒星、惑星、黄道光等の明るさを平均化すると、約 22.0等の明るさになります。海外の理想的な空で天の川が無い空ですと、同等(ブラック)の数値になるようです。但し日本国内の場合は、都市光の影響で21.5前後(ブルー)、21.0前後(グリーン)、20.5前後(イエロー)となります。 星のキレイな観望地
時間によっても、測定値は変化します。グリーンの微光害地の場合、夜半前は21.0前後の数値になりますが、夜半後(深夜〜明け方)には、条件次第で21.5前後の高い数値が出ることもあります。
ちなみに、国内最高クラスの五ヶ瀬(宮崎県)で、21.5〜21.8の実測値となります。


ブルー(21.5前後)の微光害地エリアの場合、天頂付近の極限等級の差はグリーンとさほどの差はありませんが、地平線近くでもSQMの数値が大きく、より人工光が少ないことが伺えます。
ちなみに大都市(ホワイト・27以上)の場合、SQMの数値は約 16−17等台と、国内の優良観測スポットの
約 100倍の明るさとなります。天の川を見ることは出来ません。
★ 夜空の暗さと極限等級
肉眼での基本極限等級は、バックグラウンドの明るさの平方根に比例して向上します。
無光害の理想的な星空(SQM 22.0) ≒ 6.5等星を基準にすると、SQM値が1低下する毎に、極限等級は約 0.5等低下します。空気の澄んだ満月空(SQM16前後)ですと、約 3.5等星となります。
なお、大都市の場合は大気汚染の為に、SQM16の空での極限等級は、約 2.5〜3.0等 程度です。
(一覧表)
| SQM値 |
肉眼等級 |
ISO 800 -F2.8 |
カラー (夜半前) |
カラー (夜半後) |
| 21.5 |
6.25 |
120
s 〜 |
● |
●● |
| 21.0 |
6.00 |
75
s 〜 |
● |
● |
| 20.5 |
5.75 |
50
s 〜 |
● |
● |
| 20.0 |
5.50 |
30
s 〜 |
● |
● |
| 19.5 |
5.25 |
20
s 〜 |
● |
● |
| 19.0 |
5.00 |
12
s 〜 |
● |
● |
SQM ・数理的シミュレーション
無光害の理想的な星空 (SQM 22.0
相当)を基準として、観測地の定量的シミュレーションが可能です。
モデル式、21.0 - log2.5 ( ※光度係数 +0.4) が良く近似します。
光の物理量 etc 
※ 光度係数は、都市圏の人口に比例し、距離の2乗に反比例します。光度係数 0.4
≒ SQM 22.0 相当。
光度係数 0.4 ≒ 人口40万人都市より、距離
12.5km 地点の光量相当。
望遠鏡・極限等級テスト
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