(3) 外為トレードの基本




1 ・ 外為トレードの基本 (1)

メジャー通貨は、ドル円 ・ユーロ円 ・ユーロドルの、3種のペアがあります。

流動性の高いこれらのメジャー通貨ペアのチャートは、トレンド変化も判りやすく、トレードに適しています。
ポジションを持ったら直ぐに、10〜20銭幅で、逆指値によるストップロス設定が基本です。評価益が出れば、
トレール(トレーリングストップ)を掛けて、利益幅増加を期待します。1日のトレード回数は通常、数回程度で、
東京・ロンドン・ニューヨーク時間の各8時間前後の値幅を、効率よくトレードするのが良好です (デイトレード)。

早朝のロールオーバーの時間帯に、レートが急変することもあり、オーバーナイトは要注意です。




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タイムスパンでの分類

種別 タイムスパン 主要チャート
長期 トレード 月〜年 月足
中期 トレード 日足
デイ・トレード 時〜1日 1時間足
スキャル・トレード 秒〜分 1分足 





2 ・ 外為トレードの基本 (2)


トレードにおける重要な要素として、資金管理があります。損トレードが続いて資金が急減(ドローダウン)するリスクに備え、決められたストップロスの厳守etc、の売買ルールが必要です。評価益のある(事前に予測した通りにレートが動いている)時だけ取引高を増やす、逆ナンピン(ピラミッティング)売買も有効です。

取引会社の破綻リスクもありますので、1万ドル・ユーロ取引あたり、レバレッジ25倍 ≒ 5万円程度の証拠金で取引するのが適当でしょう。 (2011.08〜日本基準)、資金管理面から考えれば、金融資産の内 80%程度は、複数の優良銀行等に分散管理するのが適切です。

売買のシグナルは、1時間足 の基本的なサポートライン(トレンド変換ポイント)を注視し、指標後の予測からポジションを取るのが良いでしょう(米国雇用統計等の大型指標前は、大きな値飛びの恐れがありますので、ポジションをスクエアーにしておきます。) また、刻々と変化するファンダメンタルを前に、複雑なテクニカル分析は、統計的にあまり有効性がありません。


(トレンドの転換ポイント・夏時間)


8:50−9:00 > 日本指標発表(GDP等)&東京市場開始
9:55−10:00 > 銀行レート(仲値)等
15:00−16:00 > 欧州市場開始
21:30 > 米国指標発表(雇用統計・貿易収支等)
23:00 > 米国指標発表(ISM景気指数等)&欧州市場終了




3 ・ 外為トレードの基本 (3)


トレードにおいて、トレーダー自身でコントロール可能なのは、以下の2つです。即ち

1 ・ 一日のトレード回数
2 ・ ロスカット幅

です。過去のトレードデータ (チャート etc) と、 マーケットの大型指標、及びトレーダーの時間的余裕から、
当日の最適なトレード回数 (2〜6回程度)と、ロスカット幅 (10〜20pips程度) を設定します。

保有ポジションのクローズは、トレーリングストップを使用しますので、基本 FX マーケット次第となります。




4 ・ 優れたFX取引会社の選び方とは?
 

現在、日本国内において、リテール(一般個人)向けのFX取引会社は約 100社ありますが、その中から
優れた取引会社を選ぶ基準とは・・?


(取引会社の安全性基準)

・財務諸表 (決算書・有価証券報告書)を公開、毎期安定した利益。
・信託銀行名および、顧客資産保全の詳細なスキームを公開。

(取引システムの安定性・利便性etc 基準)

・よりインターバックに近い(値飛びが少ない)、
安定したレート
・取引レート(1pips単位が判別、1時間足、15分足 etc)の詳細チャート、gif.png 等で保存可。
・平時の取引コスト、ドル円 1銭・ユーロ円 2銭 程度。
・プライス訂正注文、短時間でスムーズに可能。(狭いストップロス可)
・強靭なサーバー、24時間サポート etc


特に、安定したレート(+優れたチャート) を提供している会社、狭いストップロスを使えるアドヴァンデージは、
FXトレードでの安定収益の為に不可欠です。




5 ・ FXの定量分析 etc
 

FXを、レバレッジ25倍で、ユーロドル・ユーロ円等のメジャーカレンシーを売買した場合・・

1日平均で100pips以上動きますので、その2割弱の25pipsを平均利益ないし損失とします。
20日で500pips ≒ 5円の損益は、レバレッジ25倍で125円。即ち証拠金(差入保証金)に対し、約 125%の損益となります。(元本基準 100円) 利益の場合は1ヶ月で2倍強、しかし損失の場合は、マイナスとなります。


依然として、ハイリスクなFXマーケットの中で安定した利益を出す為には、確率論 (数理統計学) に準じた
トレードのより精密な定量分析と、システム売買が必要となります。


確率分布と金融工学



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