(1) 外為マーケット 概況
1 ・グローバル外国為替市場 2013年のBIS(国際決済銀行)公表統計資料によれば、スポット・フォワード・スワップ取引総額のグローバルシェアは、ドル円 18%、ユーロドル24%、ユーロ円 3% となっており、3大メジャー通貨ペア間の取引高で、世界全体の約 45%を占める状況です。 総取引高の平均は、1日当たり約 5兆ドル(約 500兆円)と天文学的な額となっています(世界最大の金融マーケット) 内、スポット(直物)取引シェアは 38%です。 一方、国地域別の取引シェアは、英国 41%、米国 19%、日本 6%、シンガポール 6%、となっており、 英米2大市場の合計シェアは、全体の半数以上 (60%)を占める状況です。 (参考資料) 日本銀行 |
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2 ・東京外国為替市場 東京外国為替市場では、ユーロ通貨導入以降も、ドル円の取引シェアが極めて多い状況が続いています。 2013年の公表統計資料によれば、スポット・フォワード・スワップ取引総額シェアは、ドル円 56%、ユーロ円 10%、ユーロドル 9%、となっており、3大メジャー通貨ペアの取引高で全体の約 80%を占める状況です。 総取引高の平均は、1日当たり約 3000億ドル(約 30兆円) とこちらも巨額なものとなっています。内、スポット(直物)取引シェアは 約 42%です。 一方、国内及び外資系金融機関の取引シェアは、外資系 63%、国内系 37%となっており、東京マーケットにおける外資系金融機関の寡占ぶりが伺えます。 |
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3・ 2001〜2013年、メジャー通貨ペア世界シェア 2013年のBIS(国際決済銀行)公表統計資料によれば、4大メジャー通貨ペア間の取引高シェア(スポット・フォワード・スワップ取引総額計)の推移をみると、ユーロドルは、ユーロ誕生以降シェアが低下気味です。
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4・ 2002〜2010年、ユーロ円レート概況 2002年、欧州通貨ユーロが実体通貨として取引を開始、世界の為替取引高シェアは大きく変貌しました。 取引高シェア首位は、圧倒的にユーロドルとなり、更にドル円とクロスの関係となるユーロ円の動向で、メジャー通貨全体が動くような状況となりました。 ユーロ円は、2007年半迄はロング主体で不自然に上がり続けましたが、欧州と日本のレートがアンバランスとなり、サブプライム〜リーマンショックをきっかけに、大きく調整しました。 2010年末のユーロ円は、2002当初のほぼ適正水準に落ち着き、ボラティリティはやや少なくなっています。 (参考資料) NTTスマートトレード ![]() 5・ 2002〜2010年、ドル円レート概況 ドル円は、2002年初頭の135円から少しずつ下落し、2010年末は80円ラインの攻防となっています。 ![]() 外為 マーケット概況 2 |