地震動 （地震波）、電磁波　etc　の波動は、sin カーブ等で記述。

エネルギー量は、振幅の２乗に比例。




　　0　　　　　90　　　　　180　　　　　270　　　　　360度




（備考）　気象庁震度 ※　〜加速度 gal　（周期 １秒波）　 換算表

※　気象庁震度　≒　2.0 log 加速度 +0.94
http://www.seisvol.kishou.go.jp/eq/kyoshin/kaisetsu/calc_sindo.htm


震度 ７　（600gal /1s） の場合
最大振幅、(0.5x6000x0.25^2) x2　ｍ　≒　375mm
最大速度、(6000x0.25) 　ｍ　　　　　　 ≒　1500mm/s
（補正係数、約 1.5）


地震動の５要素　→　周期 ・振幅 ・速度 ・加速度 ・振動時間

最大速度 K　（カイン）　≒　最大加速度 ｇ （ガル）　ｘ　（周期　t 秒 /４） 　ｃｍ/s　
最大加速度 ｇ （ガル）　≒　最大速度 K　（カイン）　ｘ　（４/周期　t 秒 ） 　ｃｍ/s2　
最大地震動　（kine） 速算式　≒　2^(Mw/0.4) 　x 0.002　　※


地震規模 ・Mｗ が １増加すると・・・

エネルギー（J） 32 倍
地震動は、規模 Ｊ ^ 0.33 (1/3) に比例　（３乗根）
震源距離 ^ 2 に反比例




（備考） 　黒線、2004　新潟中越地震 （川口町） 　Mw 6.6　（max 500 kine / 2000 gal）





基準地震動　〜最大速度 ・ 最大加速度、概算表 　　（※ アスペリティ 中央集中型 ・硬地層　+ 1 σ 相当）

現在、原子力発電所の設計は、レベル ４− 。　（一般住宅は、レベル２）


○　地震調査研究推進本部の、未知断層の基準地震は、Mw　６．５　以上
○　原子力規制委員会 （ 九州電力 ）の、基準地震は、Mw　５．７　前後

〜　基準地震動の差は、約　２．５ 倍　　　（エネルギー差　約 ２０倍　）




（注 1） 基準地震動 の定義

解放基盤表面　〜　高低差の無い、平坦な硬基盤　（Vp 2000m/s 　Vs700m/s　以上）　での、地震動。




（注 ２）　モーメント・マグニチュード Ｍｗ、気象庁マグニチュード　Ｍｊ　の差異

世界の地震学において、物理的規模である、モーメント・マグニチュード Ｍｗ　、が正しい基準。
Ｍｗ　１．０　は、2.0x10^6 J （ジュール）。物理的基準が明瞭。

欠陥のある、気象庁 マグニチュード　Ｍｊ　は、Ｍｗ に変換する必要性がある。

Ｍｊ　６．８ →　Ｍｗ　６．６〜６．５　に相当。