★ フォトビジュアル望遠鏡、設計の指針 (2)
フォト・ビジュアル鏡筒での撮影において、周辺星像の補正は重要です。
使用するフラットナーレンズは、1枚玉のメニスカス・レンズと、分離式2枚玉 (凸面+凹面)レンズが主流です。
写野周辺 のスポット径は、イメージサークルΦ40mm で、1/5 程度の大きさとなります。
1枚構成、 メニスカス・フラットナーは、適合範囲が広く、多くの屈折光学系で使えます。
1倍 ・フラットナー

★ フォトビジュアル望遠鏡、設計の指針 (3)
スタンダードな、3枚玉 フローライト・アポクロマートは、フォト・ビジュアル用鏡筒として高い性能を示します。
1枚玉、メニスカス・フラットナーレンズで、中心付近のスポット径は、約 10
ミクロン。写野周辺 のスポット径は、イメージサークルΦ40mm で、約 30
ミクロンの大きさとなります。
3枚玉 フローライト ・レンズ構成図 (76mm
F 6.3/ 480mm)

2枚玉、専用フラットナーレンズで、中心付近のスポット径は、約 8
ミクロン。写野周辺 のスポット径は、イメージサークルΦ40mm で、約 15
ミクロンの大きさとなります。(光量95%以上)
スポット図 (76mm F 6.3 → 新型・フラットナー使用)
480mm


シャープネスは、極めて鋭く、35フルサイズ周辺迄、ピンポイント星像です。
(イメージサークルΦ40 mm、15μm以内、光量95%以上)
(備考文献)
タカハシ、米国サイト
http://www.takahashiamerica.com/
http://www.takahashiamerica.com/more-info/catalog/
タカハシ、欧州サイト
http://www.takahashi-europe.com/
http://www.takahashi-europe.com/en/products.refractors.php
タカハシ、日本サイト
http://www.takahashijapan.com/
★ フォトビジュアル望遠鏡、設計の指針 (4)
レデューサ・密着式 2枚玉 (凸面+凹面)
は、適合範囲が広く、多くの屈折光学系で使えますが、
合成焦点距離 500mm以下になると、周辺像の肥大が目立ち始めます。
レデューサで、中心〜周辺まで良好な像を維持する為には、メニスカス・レンズを含む、3枚以上レンズが必要となります。通常の2枚玉レデューサ後部に、上記の1枚構成、
メニスカス・フラットナーを配置した3枚玉
・ 35 レデューサ (イメージサークルΦ40mm) で、周辺星像 30ミクロン程度以下になります。
よりシャープ像質を求める為には、メニスカス・レンズを含む一体型の、4〜5枚構成となります。
前群 2枚 +後群 2〜3枚 で、球面・コマ・非点・湾曲・歪曲の5収差を総合的にコントロールする、
ぺッツバール系の構成も良好です。
望遠レンズ (フォト・ビジュアル) の基礎条件を考察すると・・
1・ベース焦点距離、350〜600mm 前後。
2・明るさ、F 7 以下 (レデューサ挿入後、F
5 以下)
3・口径、3〜4インチ 前後。 (70〜100mm 前後)
4・中心スポット、10ミクロン以下。
5・周辺スポット、20ミクロン以下。(Φ40mm)
6・周辺光量、 70%以上。(Φ40mm)
etc
望遠鏡 ・全設計データ
|